家族ってなんだろう・・・父のガンをきっかけに考える

家族ってなに?バラバラな家族が一つになることはあるの?

辛かった不妊治療

   

 

今日は朝から外出。

外出先のカフェでモーニングを食べている。

やたらと今日は、子供連れの家族が多い。

正直、子供のワンワン騒ぐ声は苦手。

 

だから私は、子供を産まなかった。

子供ができなかっと言った方が正確かも知れないが。

 

結婚したのが24歳。

それまでは、普通に子供を授かって普通に母親として生きるんだと思っていた。

 

だけど、1年経っても2年経っても授かる気配はなかった。

姑からは、いつできるのかと聞かれ、病院に行くように何度も言われた。

主人からも、その頃は圧力があった。

 

1度だけ病院に行って、検査をしてもらった。

辛い辛い、検査だった。

 

その後は、薬を服用して定期的に病院へ。

そこまで子供が欲しかったわけではない私には、本当に辛かった。

薬の副作用もあり、仕事をしながらの通院はきつかった。

 

自然と病院へは足が遠のき、子供は諦めた。

 

   

 

そして、40歳を目前にして、とても主人には申し訳ない事をしたという罪悪感が強くなってきた。

 

もしかしたら、私と結婚しなければ、子供たちに囲まれた幸せな生活があったのではないかと思ってしまう。

 

たまに私に、子供が欲しいと言っていた。

何気ない一言が、私の心を蝕んでいるとも知らずに。

 

24歳からの約10年間、何度も離婚しようと思った。

でも、出来なかった。

理由はよくわからない。

今となっては、今一緒にいることが私たち夫婦の定めだったんだと思う。

 

私はいつも、起こる物事は必然的に決められていると思っている。

幸せにも不幸にも意味があると。

そして、なるべくして今があると。

 

そう思えるようになってから、心が軽くなった。

もう子供を産むには、ギリギリの線。

今は主人も受け入れてくれていると思っている。

 

だけど今日のように、子連れの人たちをみると、羨ましく思う自分もいる。

頭の中で、自分の分身を想像してしまう。

きっと私は、厳しい母親になったことだろう。

 

   

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村